ロンドンの同時多発テロ

 これも下記の若年性認知症以上にヒトゴトじゃない。ロンドンのシティはかつて私が数年間勤めていた場所だし、オルドゲイト・イースト駅*1もちょくちょく使っていた。私がいたときにも、アイルランド系テロ事件が多く、日本の銀行員を巻き込んだ爆弾事件もあった。*2
 外国で暮らした経験で、こういうことがヒトゴトじゃないってつくづく感じたからこそわかったことも沢山ある。爆弾騒ぎで交通が止まったり、ロイヤル・オペラの舞台が間に合わなくなってコンサート形式になったり、冬の最中に会社の前に警察が集まってビルに入れずマイナス温度の中で数時間立っていたり、など、色々な(辛く苦しい)思い出がある。
 異常天候やら、事件やら、病気やら、とにかく21世紀、これから何があるかわかりませんね。日々、満足した毎日を少しでも過ごせるように努力して生きるしかないかしら?

追記:私の友人二人は無事との連絡。何か主張しようってときにこういう手を使うっての、やはり人間は動物以上じゃないってことでしょうか?

*1:かなりやばいあたりとシティとの丁度境界部分にある駅。他の大都市もそうかもしれないけれども、巨万のマネーゲームの聖地と貧困と犯罪の巣窟みたいなところと隣合わせていることが多い。

*2:私がいたオフィスのすぐそばだったのだが、何故かうちの家族は「yukariの会社の側じゃない」といって暢気に電話もよこさなかったのですが。確か、遅い時間帯で、サマータイムの時期だったため、自宅にて音が聞こえた記憶も。あれ、それは別の来たのほうの鉄道爆破のときだったっけ?って位、IRAのテロ事件は頻発しておりました。