成瀬映画

写真は綺麗だけど時代遅れ〜、と思っていたら、作品によるんだ。『夫婦』『乱れる』にぞっこん。役者の使い方も超うまい。三国連太郎の若い頃の素敵だったこと。こうなったら、『鶴八鶴次郎』見なかったのが異常に惜しまれる。若き日の雀右衛門丈(当時は大谷友右衛門)の『お国と五平』も成瀬監督だし。今しばらく、テレビに釘付け状態。
 もう、自然に涙、涙、なんだもの。それに、当時の日常がそのまま目の前で私たちと同じ速度で動いているようで、貴重なフィルムである。お祭りとか、銀座の丁寧なスケッチとか。昔のデパートとか。
 そういえば、今日、ある商店街で、シミーズ(と、かつて呼ばれた)女性用の木綿の下着姿で平気で窓から顔を出しているご高齢の女性を目撃。昔はああいう女性、結構見かけたような気がする。こちらも、ガクガクブルグル、だけど。

追記*悲しいお知らせです>自分への。上記、あんなに気に入った、と書いた「夫婦」と「乱れる」実は途中までしか見ていなくって、録画ビデオを楽しみにしていたのですが。。。多分、「夫婦」が無事だと思われますが(別宅にあるので)「乱れる」、ビデオ切れで最後が入っていなかった〜くやし〜最後、悲恋で終わるの?知りたい〜よ〜、日ごろの行いが悪いのかな、私。体調悪いのか、蕁麻疹も昨日から出てきているし。と思って、ぐぐったら、出てきた。以外な展開。なんか、安易じゃない?見なかったのは、天の恵みだったのかも。もしかして、最後まで見たら、今日アップしなかったかもってネ。