金比羅歌舞伎の金丸座

たぶん最初にいったのが1993年。成駒屋一家の昼の部を見てから、翌年から昼夜両方を4年くらい連続見て、2006年に久しぶりに訪問、そして今年とたぶん7回目。中野うどん学校に入ってみたり、金比羅様の奥の院までいったりといろいろトライ。

20世紀は、JTBJR四国のツアーだったため、常に3食つきのため、余り自由もなく、夜に町をふらついても、喫茶店さえなく、グランドホテルのロビーでコーヒーを飲むにとどまった。また、毎年、沢村藤十郎の美しさにしびれたものだった。町をふらついていて、役者さんとすれ違う興奮も、琴平の魅力であった。

それが21世紀になり、数年ぶりにいってみたら、あちこちにサテンは出来るわ、今度は泊まりだけにして自由に街中で食事できるようにしたため、いろいろと別の楽しみも沸いてきた。

毎回、毎回、余りの足の痛さに、もう2度と行かないって思うのですが、今回の夜の部の痛さは格別だった。昔ドキュメンタリー番組で聞いたことがあった、ミャンマーで1.5メートル立法だかなんかの狭い場所に3人で2ヶ月余り閉じ込められ、完全に脳がおかしくなって、言葉もしゃべれなくなった女性の話を聞いたことがあったが、それを思い出すくらい辛かった。

だが、それでもまた行きたくなる何かがあるんだなあ。。。