新橋演舞場歌舞伎通し鑑賞

9時半からの櫓開きから丸々半日。先月歌舞伎座の熊谷陣屋のような完成度は無理にしても全体的に今日の方が楽しめた。


昼一番の寺子屋では声だけ張り上げた気の抜けた松王丸に見る方も気抜け状態だったが、徐々に尻上がりに夜の最後、助六まで楽しめた。


やはり助六海老蔵のハチャメチャな元気さがないと映えないのでしょうか?僅か福山のかつぎながら亀三郎の素晴らしい口跡が聴けたり、どの演目でも市蔵が素晴らしいサポートで舞台を締めた。


海老蔵助六染五郎の白酒売コンビはいいですね!

染五郎松緑が、今まで聴かなかったような太い声を出して新たな面を見た気がした。