演舞場歌舞伎第一部

今日は一部。道行がかなり独創的に変えてコンパクトにした欧州バージョン。


幕があいて、まず勘太郎のいかにも品の良い義経に目が行った。二十代の若さでこれだけの義経が演じられるとは、先般のおくりびとの経験も無駄ではなかったかな、と少し嬉しくなった。


海老蔵の狐忠信がしゃべるたびに場内に(笑)が出る。つくづく今世紀の演舞場若手歌舞伎という気がする。


さて、海老蔵がこれだけ忠信に固執して、おもだか屋の方はどうなるのだろうか?


前から感じているが、ある特定役者の贔屓と思われる方々が必ず劇場にいらっしゃる。つくづくファンは有り難いだろうと思う。


残念ながら今日も麻央さんは不在。来週はどうかな?