桜が満開に

 突如暖かくなった東京。4月5日はたまたま、中野駅北口の有名な桜通りを、6日はこれもたまたま、茗荷谷駅そばの播磨坂を歩く。綺麗。丁度桜吹雪になる直前。
 桜を見ると、どうしても忘れられないのが、2001年の3月31日、大成駒、六世中村歌右衛門が亡くなった日。桜に季節はずでのみぞれ雪、そして夜には月、と、さすが関の扉を終生の当たり役とした役者の鑑、芝居の神様でした。