ブロードウェイ・ミュージカル

 ようやく見終えた6話中の4話。この最後が最も感動的。私が英語を勉強するのに中学生時代に毎日聞いていた「サウンド・オブ・ミュージック」を書いたオスカー・ハマースタインII世、この作品のリハーサル中に癌でなくなったそうだが、最後に書いたのが「エーデルワイス」という話。だからあの歌にはあんなに力があったのか、と納得。涙、涙。
 このシリーズで嬉しかったのは、それぞれのミュージカル作品の初演の映像が出てきたところ。映画でははずされて悔しい思いをしたジュリー・アンドリュースの「マイ・フェア・レディ」など楽しめた。「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台初演のヒロインよりも、彼女のほうが数倍歌も上手いしはまっていたことも確認。それにしても、ジュリ・アンドリュースは類まれなる顎や口の中の構造をしているのか、歌の上手さだけでなく、あの発音の美しさにはいつも聞きほれる。綺麗すぎって思うくらい。
 他に感動したのは、エセル・マーマン。とにかく凄い声。確か彼女を主人公にした自伝的ミュージカルもあったと思うけど、ちょっとエセル・マーマンの役やる人、プレッシャーdせほうねえ。
そうそう、もう一つ、歴代の代表的なブロードウェイ・ミュージカルの歌を聞いていて特に感じたのが、英語の歌詞の「韻」が素敵だってこと。「英語でしゃべらナイト」のぱっくんもそんなこといっていたっけ、英語の詩は、韻を踏めばそれらしくなるって。やはり英語は聞く言葉だなあ、と思う。日本語は見る言葉じゃないかしら?