泥の河

 夜中にBS2をつけたらはまってしまったこの名画。久しぶりに見たら、色々と考えさせられる場面の連続で息つく間もない110分。これが監督第一作だったとは、なんとなくオーソン・ウェルズになってほしくないと思ってしまう、小栗康平監督。そういえば、以前、本駒込図書館での上映会の際、小栗監督のお話つきで楽しみにいったら、しゃべりはこの監督、苦手の模様だった。*1

*1:正直、『死の棘』と『眠る男』には参ってしまった。私に見る目がないのが一番の問題だったのだろうけれども。