観世座鑑賞

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● (財)観世文庫主催の公演・イベント
平成17年7月21日「能楽観世座」第六回公演 『小原御幸』
と き:2005年7月21日(木)開場17:30 開演18:30
ところ:観世能楽堂(渋谷区松涛)「能楽観世座」第六回公演
狂言 『樋の酒』   Hinosake
 シテ  野村 万蔵
 アド  野村 扇丞
 アド  小笠原 匡
能  『小原御幸』   Oharagokoh  
 シテ  友枝 昭世
 ツレ  狩野 了一  友枝 雄人
 法皇  梅若 六郎
 ワキ  宝生 閑
 ワキツレ 宝生 欣哉 大日方 寛 則久 英志
 アイ  野村 万蔵
 笛   一噌 仙幸
 小鼓  北村 治
 大鼓  亀井 忠雄
 後見  中村 邦生  佐々木多門
 地謡  粟谷 菊生 香川 靖嗣 粟谷 能夫 塩津 哲生
     粟谷 明生 長島 茂  大島 輝久 金子敬一郎

いやあ、やっと買えた中正面、シテが見えないよ!動きのない台詞中心でしたので、顔が見えない。たまにはこんなこともあるね。

シテの建礼門院というと、故六世歌右衛門の舞台をどうしても思い出してしまう。能はもっと静か。私の席でも見えた、橋掛かりでのシテの出と入りとのオーラの差に驚嘆。

狂言師の万蔵氏、前から誰かに似ていると思ったら、文楽三味線弾きの清二郎さんに何となく似ている。

今日気付いたのは、後ろから2列目のやや高い位置から見たせいか、この観世能楽堂の音響って結構響くな、という点。能楽堂にしては珍しい。