やっと菊之助の玉手と松緑の韃靼じゃない達陀を鑑賞。面白かった。まず菊之助の玉手は若くキレイなので初めて合邦を見たような新鮮さ。かなりギドギドの悲惨な話ながら、それだけでも歌舞伎の美しさが堪能出来た。 流石にオペラも上演する日生劇場は音響が良…

国立演芸場の花形演芸会は、受賞発表の会しか見たことがなかったが、 これは定席や名人会以上に真剣味があって、本当に楽しめた。 これで定価で1800円はお値打ちだ。 しいていえば、演歌嫌いな私は実は浪曲も駄目。こちらだけはめをずつぶって耐えた。 http:…

先週末。 ドミニク・ペローの展示が始まった東京オペラシティギャラリー 初日の土曜日には、ペロー自身の講演会があったので 友人と共に参加。 http://www.operacity.jp/ag/ 張り切って開場時間前にいったら、結果的に３０分開場時間が送れ、 立って待つこと…

今回は珍しく、昼の部が見ものが多かった。特にいつもあきあきしてしまう真山青果の頼朝の死は適所適役で、魁春の政子が非常に立派だった。今日は全般的に、魁春と錦之助が一回り大きな役者になったなあ、とつくづく感じた。三津五郎、巳之助親子の連獅子は…

土曜日にな練馬文化センターにて、柳家三三の独演会。鮑のしと笠碁。 さすがに小三治の弟子だけあって、JRの乗車券ネタ枕で40分くらい観客をひきつけた。 かつ舌も抜群にいいし、これからも注目したい。 練馬にいったついでに、なつかしいミスドにいき、なつ…

いやあ、すばらしいのなんの。 少なくとも、玉男さん亡き後の東京の文楽の舞台で最高でしょう。 今月は、マノンやらメサイヤやら能の景清やら、いい舞台に多く接しているけれども、費用対効果では、今日が文句なくトップの舞台です。 珍しく、舞台の大夫、三…

前回は３階最前列だったのが、今日は一回真ん中２列目。 実は、余り正面だと前の人の頭が邪魔だったので、次回からは花道よりにしよう。 ２週間たって、さすが若い役者だけあって、席が前の方だったこともあるのか 非常に迫力ある、今までに見たことがないよ…

これこそさよなら歌舞伎座公演に相応しい。富十郎も今になって時平の古怪さが出て素晴らしいし、芝かんの桜丸の柔らかみに己れの歌舞伎役者としての充実期とさよなら公演とが重なった吉右衛門は、今は何を演じてもそれらしい。幸四郎の松王も迫力十分。吉右…

それが怖くて可能な限り早く見に来たのに。勘三郎の義経は素敵だったけどチケット代金に合わない昼も合わせて来たのに。ショックです。 カイシュンが代演。ほとんど動かない振り付けといい、準備万端だったんでしょうけど。 15年前は梅幸や歌右衛門の代演ば…

目指して日本橋へ。無事一目上位校のスピードを見てきたいです。昨年来の風邪からか昨年末よりPCを開ける余力なくコメントのお返事していませんがもう少々お待ち下さい。

基本的に楽の芝居は崩れることが多いし、 なんとなく客席の雰囲気もカテコ待ちでいやなので行かないのですが、 今年は、勘三郎と仲間たち最後の今の歌舞伎座、やはり見ようかな、と ゴールド発売日に買っておいた夜の部。 やはり夜の部はいいです。 でも、2…

セット券の為、春先から予定に。片山家のそうそうたる面々が舞台に客席にの宝生能楽堂。 最後からか3時間超の長い公演は咳き込みやすい今の状態には一時窒息するかとも。 宝生能楽堂は独特の趣に今回の客席は大変お行儀よく、歌舞伎座さよなら公演とは異次元…

今月の国立はかなり見応えある歌舞伎上演。やはり見応えある歌舞伎というと、吉右衛門と富十郎の共演が前提になる事が多い。 頼朝の死、の頼家演じる吉右衛門の若々しさと若さ故の生真面目さから来る苦悩。そしてさすがの手強い富十郎の北条政子は尼将軍その…

朝から文楽鑑賞教室と通常の文楽本公演に錦糸町に移ってジパングのトロンボーンカルテットと大忙しで飛び回った１日。非常に楽しかったです。 玉女の由良之助は玉男譲りで良かったわぁ。ここのところ、勘十郎よりも確実に光っている。鑑賞教室は、昨年よりも…

いかにもコンパクトで美しい日本的でありかつ奥行きのある舞台。白石加代子と野村萬齋の熱演、特に多彩な声色が印象的だった。萬齋、歌舞伎の女形顔負けのえびぞりで死んで行きましたねえ。 特に、新国立劇場のヘンリー6世を見たばかりで、その続きから始ま…

身替座禅の千枝と小枝、巳之助と新悟の若女形の技量の違いは将来女形になるか立役かの違い？でもなかろうか、見る側には面白かった。前者のしなやかさと後者のとってつけたような女形。微妙だけどまるで違う。 大江戸りびんぐでっどは、立回りと最後の大団円…

平日ながら昼は満員。今月から舞台がやけに明るいな、と思ったら、三階脇の一番舞台寄りで、私が知る限り十数年前に玉三郎が娘道成寺を演じた時以外はいつもデッド席だった場所に計4台のライトが増えた。実際に使っていたのは昼夜最後のクドカンと野田秀樹の…

仮名手本忠臣蔵通し。私が最初に忠臣蔵通しを見たのは平成7年。国立の藤十郎奮闘公演昨年の中村座、や文楽を含めると二桁位は見ているだろうか？ そんな中で今回は以外にあっさり見れた。なぜだかわからないが。 玉三郎、時蔵、福助のお軽競演なんてのもあっ…

通し観劇。案じていた腰痛が出なかったので安心、だが最後の演目は失礼する予定。 一昔前には三之助で売っていた松緑と菊之助が海老蔵ではなく愛之助、亀治郎とど染五郎と組んだ。もう一世代若い梅枝が七之助そっくりの美貌と声にビックリ。子供時代はお父さ…

昇太独演会@文京学院大学。面白かった！オリジナルのストレスと時蕎麦。オーバーアクションが嫌味なく大きな表現で分かりやすかった。やはり噺家は愛嬌が第一かな？

という竹内先生の説を聞いた後に清元の生演奏@紀尾井ホール。高い声が世界的に好まれるようになったのはデジタル音と関係あるように思えるが。昨日今日と太陽のトマトラーメンを3回も食べてしまった。病み付きになりそう。

なかのゼロホールにて http://nicesacademia.jp/kouen/kouen091028.html 落語界の個性派三人が織り成す、落語教育委員会。古典あり新作ありと、落語の粋を詰め込んで、おまけにコントまでやってしまうお得な企画です。 直近は横浜、来月は名古屋、新年は池袋…

今週は歌舞伎座夜の部。吉右衛門の知盛に菊五郎の忠信と丁寧な演技に安心して見れた。さらばじゃ、さらば、の吉右衛門と富十郎の叫びが特に印象的。 で、昨日までは全然考えていなかったのですが、確かにこの歌舞伎座にはおさらば。数年後の新歌舞伎座開場で…

御大住大夫の伊賀越道中双六の沼津に心を打たれた。三部のテンペストは視覚的にも聴覚的にも楽しかった。真夏の夜の夢など、まだまだシェイクスピア作品でもそれ以外でも文楽の新しいレパートリーとして息づけるのではないか？

ご縁あってみてきたこの会、面白かった。 伝統芸能と永田町くらいでしょう、40台の若手、なんて。 若いからまだ身体が利くし、キレも大きさもあって ステキな5人の舞踊の会でした。 まだ今年発進したばかりの会だそうなので、 これからが楽しみですね。 五耀…

夜の部は吉右衛門の変幻自在な口跡を楽しんだ。後程もう少し追記予定。 ●夜の部（午後４時３０分開演） 一、浮世柄比翼稲妻 鞘當 鈴ヶ森 二、勧進帳 三、松竹梅湯島掛額 吉祥院お土砂 櫓のお七 で、播磨屋が出ないのは、鞘当と櫓のお七だけ。勧進帳の富樫で…

前から行きたかった飛鳥山薪能に今年はやっといけた。 http://www.kitabunka.or.jp/php-bin/event/event.php?code=20090528001&yy=2009&mm=09 狂言 貰聟 野村万作 野村萬斎 能 天鼓 梅若玄祥（六郎改メ）梅若晋矢 さすがに江戸時代、将軍お気に入りの景観を…

期待を上回る楽しい公演だった。新作ながら歌舞伎という演劇や海老蔵という役者の魅力を知りたい人には絶好の出し物かも。 今やっと一部の12巻まで読んだカムイ伝や手塚治虫のアドルフに告ぐに繋がるような落ちも今風で面白かった。 海老蔵痩せたのは菜食主…

やだ全部見た訳ではないが、やはり3部が面白い。お国と五平もよく出来た歌舞伎の台詞劇だし怪談乳房榎は本水の中の早変わりはやはり見応え十分。確か私が最初に見たのは勘九郎時代の10数年前の納涼だったが、つくづく勘三郎という役者は大きくなったと感じた…

というサイトが最近出来たそうだが、これが結構便利みたい。 最新の公演情報から演劇関係のトピックなど、かなり頻繁にアップしてポータルサイトのよう。こちらさえ毎日のぞけば、どうにかなる、というような。 特に過去の公演データが見られるようなので、…