ドミニク・ペロー&国立名人会

先週末。

ドミニク・ペローの展示が始まった東京オペラシティギャラリー
初日の土曜日には、ペロー自身の講演会があったので
友人と共に参加。
http://www.operacity.jp/ag/

張り切って開場時間前にいったら、結果的に30分開場時間が送れ、
立って待つことに。遅れた理由は、映像機器の設定がうまくいかない、
とのことだったが、開場を遅らせたものの、結果的に、ペローが
準備した写真をキレイに映写することが出来ないため、
それならとペローは映像なしの耳からだけの講演となる。

私のような素人門外漢にとっては、???が連なる結果となった。

しかしこの方、さすがフランス建築家、個性が強い。

実際にペローの作品をフランスまで見に行った青年が、
使い勝手について質問したものの、かわしていたっけ。


日曜日には国立演芸場の名人会。
http://www.ntj.jac.go.jp/engei/index.html
さすが、小三治以外は地味な顔ぶれだったが聞き応えがあった。
やはり、落語を楽しむにも、国立は安い。

淡々とした語り口でさらりと演じ、絶妙の間で聴く者を噺の世界に引き込む小三治。「あくび指南」はあくびの仕方の稽古所の様子を描いた、落語ならではの味がある一席。目元が優しい小柳枝は、屑屋と浪人者と若侍という三人の正直者が、偶然発見したお宝を中心に運命の糸に操られていく「井戸の茶碗」。小さんは「親子酒」で、禁酒と決めたが結局は酒の誘惑に負ける、酒好きの親子を演じます。金太郎は苦難を越えて横綱となる、相撲取りの出世譚「阿武松」。一琴は読み書きの出来ない三人が人にそれと悟られないよう頓知をめぐらす「三人無筆」。水戸大神楽の系譜を継ぐ柳貴家小雪の曲芸もお楽しみください。
演目・主な出演者 平成22年度(第65回)文化庁芸術祭協賛 特別企画公演
第337回 国立名人会

《落語》「三人無筆」
柳家 一琴

《落語》「阿武松
山遊亭 金太郎

《落語》「井戸の茶碗
春風亭 小柳枝

―仲入り―

《落語》「親子酒」
柳家 小さん

《曲芸》
柳貴家 小雪

《落語》「あくび指南」
柳家 小三治