歌舞伎座感想附記

身替座禅の千枝と小枝、巳之助と新悟の若女形の技量の違いは将来女形になるか立役かの違い?でもなかろうか、見る側には面白かった。前者のしなやかさと後者のとってつけたような女形。微妙だけどまるで違う。


大江戸りびんぐでっどは、立回りと最後の大団円、ゾンビ踊りは歌舞伎を越えてエンタメとして面白い。特に大団円の永代橋からの飛び込みは、役者が怪我しないで、と思った。三津五郎の浪人の振りかざす刀を避けるのか三津五郎がうまくやるのか、あれも見ていてハラハラだった。


全体として勘三郎の座頭ぶりは立派だった。これは千秋楽に何かあるかな?と思わせずにはいられまい。