日生歌舞伎

やっと菊之助の玉手と松緑の韃靼じゃない達陀を鑑賞。面白かった。

まず菊之助の玉手は若くキレイなので初めて合邦を見たような新鮮さ。かなりギドギドの悲惨な話ながら、それだけでも歌舞伎の美しさが堪能出来た。


流石にオペラも上演する日生劇場は音響が良く、休憩時間に座れるロビーの椅子の数も国立劇場以上に充実して気持ちがよい。

但しうつらうつらした時に耳に響いた三味線の音が余りに美しくなくて目が醒めたのは私にとってはラッキーだろうか?

達陀も主人公の松緑が目の覚めるキレ味のある動きに引っ張られた群舞は見応え十分だった。

但しこちら、始まってから暗い中を途中でマナーの悪い観客が入ってきて、特に泣き止まない赤ん坊の声には辟易した。外人さんのようだったが、劇場側にも他の客の為にも留意して欲しい。


私の斜め前の客が何度も携帯メールをいじるのが気になって劇場スタッフにクレームしたら、次の休憩中に注意してくれたので助かったが、赤ん坊の声や一緒に入ってきた大声で携帯で喋る客に対しても、キチンと注意して欲しかった。


ところで日生の幕見は一体どの位置か?二階の端っこ、うるさかった途中入場者がいたあたりだろうか?