第7回飛鳥山薪能

前から行きたかった飛鳥山薪能に今年はやっといけた。

http://www.kitabunka.or.jp/php-bin/event/event.php?code=20090528001&yy=2009&mm=09

狂言 貰聟   野村万作 野村萬斎
能  天鼓   梅若玄祥(六郎改メ)梅若晋矢

さすがに江戸時代、将軍お気に入りの景観を誇っただけあって、
駅前から川が流れ、飛鳥山の森の中ながら、蚊の襲撃にもあわず、
幽玄な雰囲気の中をボランティアの尽力で楽しめた。


が、やはり都会の中ですね〜消防車の音、信号の音、子供の泣き声、
ものすごい虫の声、などなど、なかなか集中して楽しめる環境ではなかった。
薪能の薪て、いつもあんなにちゃっちいのでしょうか?
確かにちゃっちくないと危ないですが。

もう4年半前になる、京都醍醐寺の薪歌舞伎のときの薪は
それはそれは凄かったですが。。。


おまけに、安い席にて、演者の胸から上しか見えず。
特に貰聟は座っている場面が多く、本当に見えなかった。
その上、屋外だから仕方なくっても、マイクの声が
舞台の脇から聞こえるのも、それだけで私は興ざめで。。。


萬斎の酔っ払った演技が過剰に見えたのは、屋外のあんな
場所だから、観客に伝えるにはあのくらい大げさにしないと
駄目だからだろうか?