柳家花緑のスタパ&週刊ブックレビュー

 録画をやっと見る。柳家花緑、来月見る予定の「もとの黙阿弥」に出るのですね。それにしても、最年少で真打になったことから、ピアノの腕前だけでなく、ダンスから何から、余りの卒のなさで、かえってつまらないという印象も受けてしまった。
 他に。殺気終わったばかりのNHK教育テレビ文楽忠臣蔵9段目」。住太夫の話も語りもきけて良かった。これで玉男と蓑助も出ていたら。それにしても、9段目を名人中の名人、それこそ100年だか50年だかにに一人の豊竹山城少掾が語らなかった9段目、彼の天下の間は、忠臣蔵の通しは、いつも9段目なしで演じていたってこと?
 わ、今、BSブックレビューで井上ひさしが出ている。本日はこれ切り。
 なんて書いておいて、終わったので、「週刊ブックレビュー」について一言。この番組で紹介された本には、結構はずれも多いので、余り見なくなって久しいのだが、もしかして最初から?の司会の児玉清は凄い。この番組のためだけに、週に最低5冊は本を読まないといけないので、歴代、司会者はこぼしているのだけれども、恐らく、彼は楽しくて仕方ない番組なのだろう。同じ理由で、現・アシスタントの女優の中江有里も凄い。通常司会者は4人だが、アシスタントは常に彼女。本当に年柄年中、毎日1冊本を読んでいるのだから。以前のアシスタントの小山ゆかさん(だかなんだか?名前よく覚えていない)も好感を持ったが、中江さん、なかなかインテリでいい。