フィギュア・スケートNHK杯

ちょっと一週間遅れですが、世界体操選手権に引き続き、見ました。村主選手の完璧な集中力のフリーには、私も一緒に涙。私は村主を見ると、伊藤みどりのライバル、クリスティ・ヤマグチを思い出します。表現力豊かで細身の身体、音楽性の豊かさに共通点を見出します。

また、織田信成君の泣き方にも、思わず貰い泣き。五十嵐文雄さんが、高橋大輔選手が、かつてのアメリカのスター選手、スコット・ハミルトンに似ている、とチラリといっていましたが、名前に聞き覚えがあるのと、何となく、金髪の選手だったような気がする程度。昔の男子選手は、私は何故か、英国の上背のある、上品な、ロビン・カズンズしか、昔の選手(一応、1980年代以前、という意味で)しか出てこないのです。カズンズ、もうかなり前、って8年か10年くらい前かな、プロのスケートをテレビで見た際に出てたけど、当時で既に40になるかならずや、で、3回転はやらず、確か、2回転半までしかやっていませんでした。但し、左回りも右回りも出来る、とかで。それでも、凄い存在感と大きさでしたね〜。

伊藤みどりアルベールビル大会は、丁度ロンドンにて、BBCで見ていました。アナウンサーが、「2年前の世界選手権(註:伊藤みどりは、アルベールビルの2年前に、日本人人選手としては初めて金メダル)で見たときは、彼女は絶対に負けない(unbeatable)だと思ったけれども、負けてしまった」と言っていましたね。あの、有名なトリプルアクセルは、「物凄い高さ(tremendous height)」といっていたのがまるで昨日のよう。「今回の大会の女子のレベルの高さは歴史物」ともいっていたような。


追記: ググりました。スコット・ハミルトン。1984年のサラエボ、あの、トービル&ディーンや、ヴィットが優勝した年の男子シングル優勝者。多分、ロビン・カズンズのあとの王者のよう。この年、ブライアン・オーサーが2位、ブライアン・ボイタノが6位でした。二人のこのブライアンが次の世代だったはず。


追記(2):ショック、しつこくハミルトンの写真ないかって、見てたら、多分、今の彼よね、禿げている親父の姿が・・・見なきゃよかった。で、上記写真でした。