歌舞伎座夜の部(昨日分)

二人道成寺がお目当てで満員。でも、3年前だっけ、のような新鮮さが感じられなかった。勿論素晴らしかったのだけど、私の感性には響き渡るところまではいかなかった。

一緒にいった友人も思い出した、ケンカ道成寺福助VS時蔵、とはまるで逆のシンメトリーがしっかりした完成作品を見ているみたいな感じ。

玉三郎の迫力は圧巻。昨日のコメント欄にも書いたけど、1988年のサラエボ五輪だったかな?で、「カルメン」対決で先に素晴らしい演技をしたカタリーナ・ヴィットがライバルのアメリカの黒人美人インテリ選手、トーマスを睨んでいた顔を思い出してしまいました。

追記:小判一両の前回、平成6年の配役ご存知な方教えて下さい!主人公は菊五郎だろうけど、侍役とか。子役は松也だったかもね。いつも筋書き買わない私。そこまでしたら私の家、重みで潰れてしまうので。