アーノンクール/WPO@ミューザ川崎&堂島ロール
前から来たかったミューザ川崎で最後の幻の巨匠?16年振り来日のアーノンクール/ウィーンフィルでモーツァルト39番とベートーベン7番.素人なりにアーノンクールの指揮は一言で生き生きとしてケレンがない癖に非常に個性的.同じウィーンフィルでも昨年のムーティの大胆な雄々しさ,一昨年のゲルギエフの不敵な迫力と完璧さ,14年前にロンドンのプロムスで聴いたアバドの緻密な繊細無欠な美音とも異なり,何というか,不思議に聴衆を別世界に飛ばす感覚.22日に再度別オケとオール・バッハプロを聴くのが非常に楽しみに.ミューザ川崎も個性的空間.各階の天井が高い為,4階A席の私は照明よりも上に.丁度ど真ん中で10名程かき分けて席へ.左右不対称でスミダトリフォニー,松本の新しいオペラハウス,みなとみらいホールとを混ぜた感じ.大きく見えるが2000席弱とサントリーホールよりも小さい.素敵なアコースティック.
開演前には某さんに少々お茶を付き合って貰い堂島ロールもゲット,但し家迄ドライアイス*1がもってないはずなので開ける迄怖い.川崎も変わったもんだ.以前に反対側の川崎能楽堂に来た時には無かったもの. 先程アップした既訪問国,既にオランダ,オーストリア,バチカンが抜けていた事を思い出す.間違いなく43ヶ国は行っているはずなもんで.*2