コペンハーゲン@新国小劇場&勅使河原三郎「ガラスの牙」

改めて凄い台詞劇と感動.最初にトレバー・ナン演出作品をロンドンのウェストエンドで見た時は素晴らしい作品との出会いと思いながら流石に英語が余りに難しく?状態.2001年の日本初演時はナン演出と比べてチンケに思えた(トレバー・ナンは観客を舞台上に上げる事で独特な緊張空間を作っていた)が今回は照明もきき,芸達者ばかりの3時間が素晴らしかった.この手の作品を小劇場で体験出来る贅沢たるや.小川洋子博士の愛した数式といい,不確定な人間を科学用語を用いて表すのは非常に現代的。

さて、夜のNHK教育、芸術劇場で見た、昨年あえて見なかった勅使河原三郎の「ガラスの牙」。凄いなあ、毎度、毎度。まさか、ガラスそのものの上で踊るとは!あの独特なガラスの音と音楽に、うちの息子達もやけに反応。