国立劇場さくらまつり&小劇場歌舞伎

国立につくなりさくらまつりのポスターが.要は国立劇場前広場で平日はお茶,週末は更にお菓子もサービスするというもの.丁度弁当を食べたかった私は有り難い.番茶を頂きながら1本しかない飛騨桜の木の先っぽに咲く早桜を堪能した気持ちに.行きしなに買った太巻のオクラ巻と高菜巻が結構美味しく上機嫌に.要するにお握りと同じ事.12時から15時迄,人っ気なかった今日から始まり25日迄の予定が既に好評につき4月1日迄延長とか.週末配られるお菓子が気になる私.

歌舞伎公演はチケット引き換えが12時半迄なのに28分にようやく着く.人がいなかったから良かったが多かっら焦ったかも.

問題の歌舞伎公演.幕があいてシルエットでみせる姿,段治郎が美しい.玉三郎,笑三郎,段治郎,春猿と見ていると,明らかに21世紀の身体を持って新しい地平線を超える世界が見えるような気がしてくる.が,今日一番印象に残ったのは母親役の右近.正直この人がこんなにいいと感じたのは初めてかも.芝居も前半は少々かったるかったが後半盛り上がる.現代的視点と後味がいいことが一番.それにしても夜6時過ぎからいくらでも追加公演出来そうなのにしないのは何故?玉三郎が出ない前提の一番最初のキャストご存知な方いらしたらこそっと教えて下さい.