ドホナーニ指揮ハンブルク北ドイツ交響楽団@都民劇場

ドホナーニていうと,アメリカのオケとしては一際流麗で洗練したクリーブランドのイメージが強い.又,私が最初に聴いたオランダ人の指揮もドホナーニだった.今日はウェーバー,メンデルスゾーン,ブラームス.ソリスト諏訪内晶子.10年前に紀尾井ホールで聴いたオール・シューベルト(追記:シューマンだったかも?)が面白くなくて,やはりコンクール優勝者の演奏は面白くないと私が有料で聴くのを避けてきた彼女だが,流石に迫力ある演奏を楽しませてくれた.まぁ,今更メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲なんて,個人的にはクレメルあたりが弾かない限り魅力を感じないが.一昨年に聴いたストラディバリウス・サミットでも,参加者の中で唯一聴ける演奏を披露してくれた.

ドホナーニは流石によくまとめあげていて,その力を見せてくれた.今週金曜も聴くので楽しみ.

私の足は最悪.怪我した日以来の痛さを我慢して文化会館へ.今月から小さめの杖になった為,前回と異なり,係員からも声がかからず,マニュアルではごっつい杖保有者にだけ声かけすると知る