日経能楽鑑賞会「清経」@国立能楽堂

久々の中正面後方席は全体が見渡せる絶好の位置で,謡の響きもまるで違い,橋掛も別物の様に感じられた.惜しむらくは当然ながら肝心の舞というか能のアリア部分が柱に丸隠れする事.仕方ない.昨日の別演者の清経と見比べた人は更に楽しめたらしい.いつもながらシテが橋掛に出た瞬間に観客の心を釘付けにする友枝昭世の魔力はずば抜けている.

前半の狂言は今日も寝た.数年前迄は狂言を見て能で寝ていたのに気付くとこの様変わり.日曜の喜多能楽堂は自由席で立って待つ自信がないのと当日券がすぐに売り切れる可能性大と聞き,今日調べたら国立歌舞伎鑑賞教室が物凄くいい席が出ていた為,金曜の社会人から乗り換える事にした.

明日はクレメル.