友枝明世セルリアンタワー能楽堂公演追記

馬場あき子の昼夜それぞれ半時間の解説が面白かった.今秋から新国オペラ公演芸術監督の若杉弘氏も昼夜鑑賞されていた.新国開場すぐのローエングリンで物凄いブーイングの嵐を受けた翌年の国立劇場新春歌舞伎公演初日に大劇場で買い物されている姿を見てからもう10年かぁ.あの時はブーイングが気の毒だったので恥づかしがりの私が勇気だして握手して貰い,頑張って下さい,まで言ったっけ.なんかあれから一回り更に小柄になられたようだけど,新国オペラ公演,お願いしますよ!関係ないが若杉氏のお兄様が私の同窓の大先輩でロンドンでお世話になった.前日の飲み会で真ん前に座った,同窓会最年少で数少ない女性だった私の名前を覚えてくれずに,翌日会社にミスター某といって私に電話されたっけ?今もロンドン同窓会の会長職なのだろうか?萬斎のロンドン滞在期と私の滞在ど重なるが,萬斎は同窓会の存在を知らなかったか興味無かったのか?壇ふみがロンドンに来た時にはそれに合わせて食事会がありましたが.

と,友枝明世と全く関係ないミーハー付け足し.ちなみに狂言は萬斎の昆布売と万作の柑子.変化した嫌みのない萬斎で間狂言が見たかった.友枝明世は相変わらずスキのない美しさだが,周りが若手ばりでやたらに音が大きいなど,不満もあったがセルリアンタワー能楽堂ならこんなもんでしょうね?満足です.売出日乗り遅れて中正だった為,黒塚の糸紡ぎが良く見えなかったのは残念.猿之助18番の黒塚は誰が継ぐのだろうか?亀治郎で見てみたい.