松本サイトウ・キネン

演劇的になかなかの舞台で説得力があり大変引き込まれた.惜しむらくは最後のオチ部分が弱くもう少し感動と衝撃が欲しかったが.文化会館時代の方が松本らしく公演前後に旨い空気が吸えてそれだけで幸せ気分にさせてくれたが,今日の舞台を見ると,やはりオペラ劇場ならではで,入れ物も大きくなり上演回数も増えてまぁ良かっかかも,と思う.歌手の歌も演技もオペラとしてはかなりのものだった.たまに,やはり日本人のあの時代の洋装には無理があると男性コーラスを見て感じた程度.

開場記念以来の松本,今回は3階2列目で斜め前の人の頭が前のめりで邪魔だったので休憩時間に担当のボランティアに伝えたが意味もなかなか伝わらず,何もして貰えなかったのが残念だった.せめて、休憩終了間際に、アナウンスで注意を喚起して欲しかったのに。。。

スペードの女王は以前プロムスで見た白黒のハーフステージが素晴らしく,恐らくそれ以来の生鑑賞.日本での上演はロシア語がネックなのだろうか?残念だ.もしかしたらボリショイかキーロフあたりの引っ越しを見ているかもしれないが印象なし.

18時45分に終わったので19時21分のあずさにも間に合う時間だったが同じ事を考える人が多いらしくみどりの窓口は大混雑.諦めて松屋*1のハンバーグとマックフリューリーのデザートの豪勢な?夕食に早変わり.

*1:前回、松屋でオペラ歌手3人と遭遇。隣に座って話しかけられた