マリインスキーオペラ,ランスへの旅と海老蔵

今日のランスへの旅も実に楽しかった!昨年のパリオペラ座で海老蔵が客席のど真ん中を飛び六法で入った演出の影響か,東京文化会館の真ん中に白い花道を作り効果的に演じられた.ゲルギエフも客席から花道を渡り舞台上のオケまで入ったが,第3の男のオーソン・ウェルズみたいに格好いい.かなりムーティのレベルにまで近づいたか?ランスへの旅は一昨年に藤原で演じられたはずだが私は見なかったが,比較するとどうだったのだろうか?簡素ながら効果的な舞台照明,ことにオレンジ色がきいて実に欧州の味,パリの味を出していた.イーゴリ公も楽しみだが,彼らは疲れ知らずか?じゃないとゲルギエフについていけないか?