F1疾走するデザイン,ノモリ@東京文化

朝から多忙な1日。検査入院中の父の見舞いは午後以降受付の為,午前は予定通りに東京オペラシティギャラリーのトークに前半だけ参加。F1カーのデザイン特集というだけあり今までにない人混み。もっとゆっくりしたかったが昼迄に帰宅,簡単に散歩してから今月オープンしたばかりの病院へ。父の不調は前もあったが,どうして他の病院ではわかなかったのかと,私自身もどんどん進む認知症の方に気が行き過ぎていたのではと嫌な気持ちに。だが,どう思い返しても,かなり進んだ認知症高齢者を検査入院させるリスクが気になり,昨年春迄いた病院でもリスクを採るよりは落ち着いた環境の元でと話し合った結果だった。色々な介護の雑事を一人で賄っていたし,仕方ないかと思う。


夕方からはノモリの楽公演。先月の新国アイーダも楽の出来が素晴らしかったらしいが、今日の公演も頑張っていたと思う。舞台演出は昨年見たメトの暗闇に大雪と基本は同じだったが,タチアナの心象を表象する不気味な抱き合うカップル達が要らないと思った。新国フィデリオ統一教会合同結婚式のような気味悪さに今一歩だった。昨年のノモリ,タンホイザーでビーヌスは先日のメト,トリスタンとイゾルデで別の姿を見せてくれたっけ?と,直ぐに私は混乱するがいつになったら少しは頭の中野が整理されるだろうか?

追記:「タンホイザー」でヴェーヌス役だったミケーレ・デ・ヤングが「トリスタンとイゾルデ」でブランゲーネを演じた、はず・・・だと思います。立ち姿が印象的で美しかったので。