アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス@損保ジャパン東郷青児美術館

出掛けついでに立ち寄る。この美術館はすいていて西新宿を展望出来て楽しい。数点とはいえ豪華な常設絵画も楽しめる。

ボーシャンは初めて見るが可愛らしい作風。バレエ・リュスの美術としても使われたというのも分るお伽の世界。グランマ・モーゼスは以前めっと大規模な展示を文化村で見ているが、観賞するだけで幸福感を与える力が凄い。二人とも自己流の素朴画を中年以降に開始、認められた点は、長寿になれども未来に夢のない現代人を十分に励ましてくれる。

暑い。回教徒か、全身を布で隠した女性を見たが、目にするだけで私の頭がクラクラとして来た。これから帰宅し散歩に出るつもりだが、軽めにしておこう。