われらがジュリー!と村主さん

ジュリー還暦コンサート。なんと言ってもジュリーがスターの時代に育った私たち世代(だと思う)。数ヶ月前の月刊「オール読物」の源氏物語特集でも、歴代光源氏についての書き物に、長谷川一夫市川新之助(現・海老蔵)と並んで、沢田研二の名前が。

私にとっても、光源氏というと、海老蔵よりも実はジュリーの印象のほうが強い、といいながら、肝心のドラマは見ておりませんが。誰が相手役だったかもわからない。八千草薫藤壺って書いてあったっけ?

正直、ここ数年のジュリーは見たくないのですが、今年還暦というと、昭和23年生まれかな?歌舞伎ならば団十郎梅玉が22年、玉三郎が25年なので、同年代と考えれば、あの程度の変化で済んでいるのは、まだいいかな?とも。もう少し上の世代ながら、菊五郎の昔の女形時代の顔も声も、とても同一人物とは思えないのに比べれば、やはりジュリーは整形もしていないんだなって思えるので。

あの時代の思い出については、まだいつか。まだ貧しさからはいあがらうことの素晴らしさが歌われていた時代でした。本当かどうかしらないけど、タイガーズ物語ってのを「少女フレンド」で読んだ記憶によると、5人で3人分の即席ラーメンを分け合った美談とか、まことしやかに書いてあったっけ?

全日本の女子フィギュア。村主さんの頑張りには、アラサー以上の世代には励ましにはなったと思うけど、毎度、全日本での彼女に対する点数が甘いような気がする。ってよりも、日本のジャッジが、彼女のようなタイプに甘い、というべきか?

トリノの前の全日本でも彼女が逆転優勝したと思うが、彼女の技術力では、今の世界的には入賞すれば御の字ってレベルだと思うので、どうして真央ちゃんのフリーよりも上だったのか、素人目にはわからなかった。