やっとたどり着いた原美術館

日暮里近くの「朝倉彫塑館」に一緒にいった友人が、
同じように美術館そのものの雰囲気がゴージャスで
ステキな空間、ということで、原美術館の話を
前々から聞いていた。


が、品川とは縁がなく、なかなか実際に足を踏み込めず
にいたのだが、今回、昨年オペラシティのギャラリーで
拝見している、ジム・ランビの企画展があるとのことで、
ようやく足を踏み入れた。


朝倉彫塑館が和洋折衷の和を重視、ならば
こちらは、洋を重視した、同じくややこぶりな
美術館。ここのお目当ては多分、有名人を含めて
多くの方が披露宴を行うというカフェであり、
そこで頑張って粘ってきた。


それが不思議なんですね、他の場所よりも、
いろいろと自然に心が開くというか、
会話がはずむというか、なんか、一種独特な
気持ちで楽しく会話をしてきました。

真冬なので、お庭はちょっと寂しかったものの、
英国の大先輩のステキなウィンザーのお宅を
彷彿するようなガーデンで、あそこのすみっこ
に動物のお墓でもあったら、まさに英国って
感じでした。


建物のアプローチは、松本市に並んでいる
昔のお医者さんの建物のような雰囲気。

肝心のジム・ランビの作品は、あれあれあれ、
というか、床、床、床、でした。
結構足元が危なかったりして。


個人的には、オペラシティの作品の方が
実は楽しかったりしましたが、
原美術館、美術館ファンは、朝倉彫塑館や
松岡美術館、そして書道博物館と並んで
一度は足を運びたいところです。
(似たような意味では世田谷美術館
もちろん入りますね)