キーシン@サントリー

実は初めて聞くキーシン。最初のロミジュリのジュリエットの出の瑞々しさにフォンテーン・ヌレエフのゴールデンカップルの映像を思い起こしたが、前半のプロコフィエフは粗削りな感じでイマイチ。やはり本領は後半のショパンでしょう。キーシンの魅力は瑞々しく叙情的な上にスケールの大きな所でしょうか?


何とアンコールが7曲と普通のリサイタルの5割増量以上でした。凄いファンサービス。彼はいつもこうなのでしょうか?


何年か前に同じサントリーホール上原彩子を聴いた翌日、同じビアノだったかは分からないけれどもアルゲリッチを聴いて余りの違いに上原彩子をその後聴きたいとは思わなくなったのをふと思い出した。