世界バレエBプロ初日

心なしか、Aプロよりもややコンテンポラリーが多かったような。

相変わらずシムキン君が、往年の熊川哲也を彷彿とさせる
ジャンプと回転で観衆を魅了。おなじく、タマラ・ロホの驚異的回転も
今日も大うけ。

今回はトリがザハロワ・ウヴァーロフのドンキ。フィナーレも、
Aプロ、Bプロともにセンターがザハロワだったので、今は彼女が
女王様ってところなんでしょうか?素顔も信じられないくらいな
完璧な美しさ。多分、まだ20台だと思うので、これからどれだけ
大きなダンサーに成長するか?楽しみです。

水香ちゃんも頑張ってました。今日気づいたのだけど、回転のときに
口をオバQみたいにするのは直りましたね?それでも、これだけ贅沢な
ダンサーと並ぶと、まだまだ特に上半身の動きと表情が硬いと感じました。昨日も書いたけれども、ザハロワ、ロホのあとの黒鳥にフィナーレ
ではザハロワの隣。それだけでも、期待がわかるというもの。

まあ、パートナーもまだまだ気心が知れていない相手だったし、
少なくともテクニックでは全くひけがなかっただけでもよし、でしょうか?

どうしてもザハロワと比べてしまうのだけれども(他の女性ダンサー全員も)彼女の完成度の高さって、本当に一つも二つも頭が出ている。
ジャンプでも、左右の足の高さが同じで大きく開脚できる人って
本当に少ないのだなあ、とつくづく感じた本日でした。


ところで。。。。酒井法子が大スターで大原麗子が大女優だって
思われていることをしり、最近びっくりしている私でした。

大原麗子はまあ、美人女優とまでは認めるけれども、それこそ
ノリピー以上に不思議ちゃんトークが前から目立っていたような?

ノリピーについては、私は「さんま大先生」の「たっくん先生」の
コーナー(もしかして20年位前?)で見た以外には記憶になく、
ノリピー語なんてもちろん聞いたこともなかったんですけど、
まあ、それだけ昔はテレビを見ていなかったのかなあ。

第12回世界バレエフェスティバル [プログラムB] 
8月10日(月)18:00開演  会場:東京文化会館 だけど、8日も同じだったと思う


■第1部■ 18:00〜19:10

序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)

チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリアネラ・ヌニェス ティアゴソアレス

コッペリア
振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ
ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ

アレクサンダー大王
振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

「海賊」より "寝室のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ

白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
上野水香 デヴィッド・マッカテリ

「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ
マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン


<休憩20分>


■第2部■ 19:30〜20:35

「ナイト・アンド・エコー」
振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」
振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズ
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス

白鳥の湖」第3幕より
振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン

「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

「アパルトマン」より "ドア・パ・ド・ドゥ"
振付:マッツ・エック/音楽:フレッシュ・カルテット
シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ

「ベラ・フィギュラ」
振付:イリ・キリアン/音楽:アレッサンドロ・マルチェッロ
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ


<休憩15分>


■第3部■ 20:50〜22:10

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

「ブレルとバルバラ」  
振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラ
エリザベット・ロス ジル・ロマン

エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:チェーザレ・プーニ
タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ

ドン・キホーテ
振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ

フィナーレ 「眠れる森の美女」よりアポテオーズ (ピョートル・I.チャイコフスキー作曲)

指揮:デヴィッド・ガーフォース
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団  
ピアノ:高岸浩子