マラーホフの贈り物Aプロ
一階がそこそこ入っている以外は半分以下の入りでまずビックリ!
オケボックスがあいたままにひどい音響の音楽で二度ビックリしたが、かなり充実していて、マラーホフらしさの溢れたプログラムを堪能した。
中幕の東京バレエ団にマラーホフとポリーナが入った仮面舞踏会からの四季は、マラーホフ振付と各自の技量の差が如実に現れて面白かった。
また、昨年の世界バレエにも参加していたアイシュヴァルトとラドメアカーのペアが表現力、技術力ともに素晴らしかった。マラーホフの独特な瀕死の白鳥を見ていたら、一部で玉三郎の鷺娘とも重なった。ユーモアのある瀕死の白鳥だった。
19日のキャストですが昨日と同じでしょう。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-217.html椿姫だけ生ピアノでしたけど、ピアノだけでいいから生がいいよ
<マラーホフの贈り物>
[プログラムA]‐第1部‐
「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
振付:クリスティアン・シュプック、音楽:ジョアッキーノ・ロッシーニ
エリサ・カリッロ・カブレラ ミハイル・カニスキン「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン、音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ ウラジーミル・マラーホフ「ボリショイに捧ぐ」
振付:ジョン・クランコ、音楽:アレクサンドル・グラズノフ
マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメイカー「アレクサンダー大王」
振付:ロナルド・ザコヴィッチ、音楽:ハンス・ジマー
エリサ・カリッロ・カブレラ レオナルド・ヤコヴィーナ「コッペリア」よりパ・ド・ドゥ
振付:アルチュール・サン=レオン、音楽:レオ・ドリーブ
ヤーナ・サレンコ ディヌ・タマズラカル【休憩】
‐第2部‐
「仮面舞踏会」より"四季"
振付:ウラジーミル・マラーホフ 音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
冬:上野水香
長瀬直義、宮本祐宜、梅澤紘貴、柄本弾
春:吉岡美佳、柄本武尊
夏:ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ
秋:田中結子、松下裕次
ほか東京バレエ団【休憩】
‐第3部‐
「カラヴァッジオ」よりパ・ド・ドゥ(第2幕より)
振付:マウロ・ビゴンゼッティ、音楽:ブルーノ・モレッティ(クラウディオ・モンテヴェルディより)
ウラジーミル・マラーホフ レオナルド・ヤコヴィーナ「ゼンツァーノの花祭り」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル、音楽:エドヴァルド・ヘルステッド
ヤーナ・サレンコ ディヌ・タマズラカル「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー、音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメイカー「トランスパレンテ」
振付:ロナルド・ザコヴィッチ、音楽:アルシャク・ガルミヤン、マリーザ
ベアトリス・クノップ ミハイル・カニスキン「瀕死の白鳥」
振付:マウロ・デ・キャンディア、音楽:カミーユ・サン=サーンス
ウラジーミル・マラーホフ◆上演時間◆
【第1部】 18:30−19:20
休憩 15分
【第2部】 19:35−20:10
休憩 15分
【第3部】 20:25−21:15※音楽は特別録音によるテープを使用いたします。
※すでにホームページでお報せしておりますが、当初発表させていただいた出演者・上演演目に変更が生じました。
ボリショイ・バレエのニーナ・カプツォーワとイワン・ワシーリエフは、所属カンパニーの都合により来日することができなくなりました。ボリショイ・バレエでは、6月4日にローラン・プティ振付の「若者と死」を初演することになっていますが、<マラーホフの贈り物>の公演期間中に、ローラン・プティが モスクワに出向き、急遽リハーサルが行われることになりました。このため、この作品に出演を予定しているワシーリエフがモスクワに留まらなければならず、 カプツォーワとともに来日が不可能となりました。
この事態を受け、マラーホフが両名に代わる最善のダンサーの選定をし、ベルリン国立バレエ団のベアトリス・クノップとレオナルド・ヤコヴィーナが出演することになりました。これにともない当初発表させていただいたプログラムに一部変更が生じております。また、マラーホフのソロ演目は本人の強い意向により両日ともに「瀕死の白鳥」に変更になっております。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。