SCOT「リア王」@吉祥寺シアター

鈴木忠志ファンに大朗報!静岡の芸術監督をお辞めになり、4年前に東京では16年ぶりに新国立劇場で作品発表した鈴木忠志、今年から暫く毎年吉祥寺シアターで作品発表するそうです。

まず吉祥寺シアターは東京では気に入ったとかで、新国立劇場の味気なさとは違うようです。

リア王、四年前に新国で見た時々きには入っていなかった韓国語も含め日英独の4か国語は、特に韓国語の響きが私には耳障りでやや頭が混乱したのは事実。


伝統芸能演者なみに鍛えられた役者の所作や発声はしっかりしているが、みんなドラ声に近く4か国語の音も含め耳には辛かった。日英独までが私には限界。

しかし僅か100分であのリア王を見事に表現している事には改めて驚嘆。間が余韻を生んで観客に伝わるのだろう。

鈴木忠志渡辺保先生、カンなんとかさんの三人の座談会は美味しくラッキーだったが、芝居と同じ長さの割に中身は冗長になってしまったのは、ぶっつけ本番だからかな?