歌舞伎座鑑賞(昼1回目、夜2回目)てぬぐいゲット!

 本日はいいことがいくつかありました(4月10日日曜日)。
 (その一)いつもは日比谷線に乗って東銀座で降りるのに、間違えて銀座線に乗ってしまったため、面倒なのでそのまま銀座にいき、歌舞伎座までの道のり、自然とクレムリに入ってソフトクリームをまたもや食べてしまった私。
 それがラッキーでした!そのまま昭和通りを渡って、楽屋前を通ったところ、何と、四郎五郎さんが丁度楽屋入りするところで、目の前から歩いてくるではないか!こちらも一人、あちらも一人で、なんとなく一言いうべきだなあ、と考えていたところ、四郎五郎さんが先に視線を感じて、深々とお辞儀をしてくださった。な、なんと。。。以前も某レストランで某松也君に先にお辞儀をしてもらったことがあったけど。
 (その二)なんとなく気分がよくなって歌舞伎座。今日はやや上手よりの前の方。玉三郎とは違った意味での踊りのうまさで見せる、とにかく身体がよく動いている道成寺(以前の可愛いまだまだ少女らしさが抜けきれない娘の道成寺がもう見られないのか、と思うとちょいと寂しい気はしたが)。てぬぐいや〜と思ってもきそうでこない、と思ったとの時、気がついたら私の手にてぬぐいが!
 誰が投げたものかはわからないが、友人いわく、芝喜松じゃない、と。てぬぐいゲットは2回目。なんか気分いい。
 (その三)夜の部はやはり前の方の下手。昼は上手だったので、海老蔵の平次がよくみえ、夜の部は口上で海老蔵がまん前。すっごい汗が頭に光っていた。昼は前の人の頭で与三郎がよく見えなかったが、海老君が見えたからいいや。再び体格がよくなったように見受けられる海老君のことを、一緒にいた友人は『清原』と呼んでいた。
 (その四)今日の口上では、七之助が「列座させていただきありがたい」のところで笑いなし。ほっとした。

以上、取り急ぎ。また書き足します。

追記1.道成寺、本当に良かった。勘三郎の女踊りは最高です。あと一回見ますが、今日と余り代わり映えの無い席で。まあ、また、手ぬぐいゲットできるかもしれませんけど。今、チケットウェブ松竹みたら、3階席が。上からも見てみたい、と、どんどんどつぼに落ちていく私です。でも、我慢しないと、やるべきことが山のように、今、私の目の前にも横にも下にもあるのに。

追記2.道成寺に所化に玉三郎が出る、或いは出た、なんてことがあったのだろうか?勿論昔はあったでしょうけど。友人と雀右衛門の所化なら見たことあるね、という話になり、一体誰の時?歌右衛門のビデオを見た気になっているのかな、と思ったが、恐らくは歌右衛門の次男、魁春の襲名ではないかと。しかし、肝心の道成寺魁春の踊りはきっちりしていたほかは記憶なし。ほかに玉三郎菊五郎菊之助富十郎芝翫雀右衛門福助(記憶に強い順番)、といったあたりの娘道成寺を見ているでしょうか?二人道成寺なら、玉三郎菊之助の夢うつつの姿と、時蔵福助のケンカ道成寺が印象的(やっぱ時蔵の方が地味でも踊り自体の基本はきちんとしているって思った)。雀親子も見た。男女なら、海老蔵芝雀菊之助と演じたときの美しさ。福助橋之助兄弟はこんぴらで。奴なら三津五郎、最近なら松緑。出てくる、出てくる、でも出てこないのが玉三郎の所化姿でした。(大昔のものならビデオで見たような気もしますが、歌舞伎座女形になってからはないでしょうねえ。)