歌舞伎座4月公演感想続き

 勿体ぶって、その後思い出したことを順番に。感想にもならない、ただのメモです。

  • 市蔵、朝から出っ放し。この方やら左団次、団蔵、弥十郎、年齢上だと田之助やら、使われやすいのかしら?病後間もない段四郎も。
  • 小山三さん、お元気、結構、結構。昨年1月に「歌舞伎はともだち」で芸談聞きに行きました。なんと、雀右衛門さんと同じ年、同じ月、同じ日生まれとか。お姉様が2号さんだったとか、お祖母様が有名歌舞伎役者のお手つきだったとか、色々面白い話が聞けました。熱燗を夜中にチンして召し上げるのが好きだともおっしゃっていましたね。
  • 久々の海老蔵を見て。今、2000人の観客を前に、ぞっという気分とか、一人で小屋中相手に気合で勝てる役者って、玉三郎海老蔵くらいじゃないかと。3年位前かな、源氏の「浮舟」最後の玉三郎の長台詞で友人がすごいいい席にいてくしゃみをして、玉三郎に殺されると思ったっていっていたけど、わかる、わかる。でも、この日(10日)はややオーラが薄かった。化粧ののりもいまいち?花粉症でしょう、と友人と話しておりました。

まだまだ続くかもしれません。とりあえず。

  • あ、大事なの書き忘れ。道成寺といえば、長唄の名曲中の名曲。いい席にいたこともありますが、堪能しましてね〜。亀井三兄弟の次男、三男、頑張ってた。次男*1の大鼓には、ギョっとお尻が飛び上がるほどの気迫が。三男*2は今まで3人の中で一番年少ながら全てを知り尽くしている見たいな顔していたのに、あれ、髪型が変わったから?ちょっと若返り。*3初めてわかった、ナマみた、意識したのが、今頃になってだけれども、数ある中でも美声が際立つ杵屋崇光。最近、やっと「ザ・イエモト」時代のCD借りて聞いたばかりでしたが、あれ、やっぱ十数年たてば、細身の美男も。。。トウが立ったな、でも、声は長唄により馴染んできたのかなって感じでした。*4
  • ケチな私は、写真が確実に入っていると思われる24日に筋書きを買いますので、改めて発見があるに違いない・・・自分の思い違いも沢山発見するに違いない・・・楽しみだけど。

*1:田中伝左衛門

*2:田中伝次郎

*3:どちらにしても、私、この三兄弟は人気先行気味なので、ちょっと心配しております、いつまでも謙虚に芸道に歩んでいただきたいので。いらぬ小姑心でしょうけど。

*4:ザ・イエモトの歌詞ってめっちゃおかしかった。もうザ・イエモトとして活動する暇も立場もないのかと思うと残念だけど