友枝会「安宅」鑑賞

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5月19日(木)
第11回友枝昭世の会 「安宅」 国立能楽堂

 猫に小判と思いながら見続けている友枝会。*1歌舞伎の「勧進帳」とは異なった、能楽堂の張り詰めた空間での舞台。今日もすっきりと綺麗でした。いらないものが何もないというあの動き。やはりこれからもみ続けてしまう。今回は珍しく脇正面からの観劇。いつもとは違った角度で新しい見方が出来たような気がする。橋掛かりでも正面舞台でも、演者に近いという一体感と、謡と正面向かって聴くというのも、かなり印象が違う。お囃子連中の後見の動きもしっかりと目に入る。
 子方の使い方など、まだまだ能を見ていて謎が多い。徐々に解けるよう、無理なく学んでいこう。

*1:見たもの勝ちとの思い一途で通っています。