(今更ながら)「東京タワー」

 シアターアップルの特別上映会で見る。何かねえ、あきることはなかったけど、何この映画?フィニほどでないにしても、現実離れしている。誰も彼も、ここに出てくる人。その中でも、今の世界、人妻と二十才も年下の恋人との恋愛ものって、そんなに魅力あるかしら?
 もうすぐDVDが出るそうなので、その前の宣伝も兼ねた上映会だったのでしょうが、私は、今が旬と思われる、岡田准一君、松本潤*1、共に、かつての岡本健一君みたいに、もう数年もするとオヤジが入るのかな〜なんて思いながら見てしまいました。ファンの方が随分見にこられるようですが、ごめんなさい。それにしても、岡田君、もう25歳とはびっくり。やっぱオジサンが近いかも。

参考:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320646
直木賞作家・江國香織の同名小説を映画化したラブ・ストーリー。年齢や境遇を越え、それぞれ対照的なアプローチから理屈では語れない純粋な愛に溺れていく2組の青年と人妻の恋愛模様とその顛末を綴る。主演は「阿修羅のごとく」の黒木瞳と「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」の岡田准一
 売れっ子CMプランナーを夫に持つ41歳の詩史は、自身も青山の一等地でセンスのよいセレクトショップを経営している。そんな彼女は3年前、この店を訪れた友人の息子で当時高校生だった透と一瞬にして惹かれ合い、恋に落ちた。そして現在も、東京タワーを見渡せる透のマンションで、大学生になった彼と愛し合っている。既に2人は、互いにかけがえのない存在となっていた。一方、透の高校時代からの友人・耕二も、同年代の恋人がいながら最近、35歳の人妻・喜美子と関係を持ち始めたのだが…。

監督: 源孝志 製作: 奥田誠治 プロデューサー: 佐藤貴博 北島和久 渡邉浩仁
製作指揮: 平井文宏 企画プロデュース: 佐藤敦
原作: 江國香織  『東京タワー』(マガジンハウス刊)脚本: 中園ミホ 源孝志
撮影: 袴一喜 美術: 小池寛 編集: 日下部元孝 音楽: 溝口肇
テーマソング: 山下達郎  『FOREVER MINE』 ノラ・ジョーンズ Norah Jones  『スリープレスナイト
照明: 武田淳一 装飾: 小池直実 録音: 横溝正俊
 
出演: 黒木瞳 浅野詩史(しふみ) *2
   岡田准一 小島透
    松本潤 大原耕二
   寺島しのぶ 川野喜美子
   宮迫博之 川野
   平山あや 吉田
   加藤ローサ 由利
   半田健人 橋本
   余貴美子 小島陽子
   岸谷五朗 浅野

私の友人が、この映画封切直後に見て、興奮していましたが、私にとっては???でした。黒木瞳はいつもイマイチだと思うし。キレイなのは確かだけど、あの、渡辺淳一の一世を風靡した小説の映画化(「失楽園」)でも、彼女は脱ぐとセクシーじゃないのよね〜。*3

*1:やっと顔がよくわかった。石田一成を鋭くした感じ。また今月と来月も歌舞伎座楽にいきますが、来月は親友七之助が出る月。マツジュンがまた客席で見られるかしら?七之助が出る舞台は必ず楽に出現だもの。

*2:「しふみ」ってこんな感じ書くのか?シブミに聞こえたりした。何か、江国香織がつけそうな名前だ、彼女の小説、読んでもないけど、詩的で。

*3:ところで、まさか、まさか、今も現在進行形で日経新聞に連載しているので電車の中で新聞を広げにくくなってエラク迷惑なあの小説もまさか、いつか映画かテレビになるのでしょうか?