ワーグナー講座あと1回

 先週は別の予定で出られなかったワーグナー講座、マイスタージンガーとルードヴィッヒ、コジマとの出会いという大事なところをミスした。今日は「リング」ワーグナーの初演が今の技術なら、とこうあるべという演出ということで、オットー・シェンク演出、ジェムス・レヴァイン指揮のメット版を見る。ああ、若い、ジェームス・モリスがヴォータン。このバージョン、1993年のメット来日のときにやったワリキューレ。来日版のブリュンヒルデは声のでかい英国人ソプラノ(演技力のある、ごめん、今名前忘れた。三十分後に思い出す。ウェールズ出身のギネス・ジョーンズでした)だったけど、映像はヒルデガルド・ベーレンス。友人がこのヴァージョンをNYで見たときに、ベーレンスが火の中に飛び降りる場面で、本当に飛び込んで足の骨を折って、カーテンコールに出られなかったってやつじゃないかしら?オペラ歌手は身体も大きいから、さもありなんだ。
 「ラインの黄金」のフリッカは、あれ、可愛い、見たことあるけど名前思い出せないって思ったら、クリスタ・ルードヴィッヒ。私、ギリギリで彼女の東京さよならリサイタルー見てる。確か、id:tkyincidentsさんもご覧になったとダイアリーに書いていらした。ルードヴィッヒにしても、昨年夏に東京オペラシティでさよならをしたテレサ・ベレガンザにしても、そして昨年12月にドミンゴと一緒にNHKホールにて最後のナマの歌声を聞かせてくれたフレーニにしても、最後の最後であんな力を見せたのは素晴らしい。
 引退公演で残念だったのが、スペインのモーツァルト弾きのピアニスト、ラローチャ。まあ80歳でしたから。。。
 私もいつか、バイロイトにいってみたいなあ。その前に、スカラもウィーンもミュンヘンもメットも行っていないけれども。

追記:こんなところにアップしている割には、(既に出席した6回のうち最初の回はテキスト貰ったのでのいといて)自宅から持っていかないといけない5回のうち3回も持って行くのを忘れている。まあ、テキスト余り使わないで分かる内容だからいいけど、私、やる気あるのだろうか?と自問したくなるヨ。