国立小劇場にて、文楽通し鑑賞(11日)

 今日も疲れて帰宅致しました。やっぱ11時から9時近くまで劇場に閉じ込められるのは健康にはよくないのかしら?
 玉男さんのいない一部と、住太夫、蓑助参加の2部との差がはなはだしい。一部を見て、玉女さんには申し訳ないけど、玉男さんなら、もっと動かずに風情が出たのだろうなあ、なんて不謹慎な気持ちで見てしまいました。本日ご一緒して一部だけ見た方々、住太夫と蓑助見ないと、今の文楽を鑑賞したことにならないので、是非、是非。
 それにしても、蓑助さんの人形は、一人だけただ舞台の上で生きています。玉男さんの休演が一番悲しいのは、蓑助さんかも。玉男さんも、蓑助さんが入院休演していたときは、寂しかっただろうなあ。なんて考えてしまいながら見るから居眠りの常習犯になるのでしょうね。