ワルトラウト・マイヤー(サントリー・ホール)

 素晴らしかった。大体、リートで2000人収容できるサントリーホールをほぼ満員にしたこと、あれだけのオペラの実績がありながら、リート歌手に執着して、観客受けするアリアなどを決して歌わなかったこと、伴奏のピアノの蓋(っていうの?なんていうの?)を半分もあけて演奏するなど、声量にもかなりの自信を持ちながら、素晴らしい美声を聞かせて、丁寧で表現力豊かな歌を聞かせてくれたこと。超一流歌手だけある。知的なセンスも深い。
 聴き得なリサイタルだった。そんな中でも、私はぐっすり前半は動けないくらいに。私に何かが起こっているのだろうか?と思うくらいだ。

追記:ご参考まで。私のエコノミー席は、RD列前方。通常はA席か、B席か?端の3席はあいていた。さすがに舞台から遠いので、顔がよく見えなかった。マイヤー、もしかして、少し痩せた?オペラの舞台の衣装と違うから何ともいえないが、前はもっとお尻が巨大で、イゾルデの立派な下半身に感激した記憶が。顔は小さいのですけどね。ジェシー・ノーマンもそうですが。

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