天保十二年のシェイクスピア

これははずせないと思って購入していた舞台。なかなかだった。恥づかしながら、予備知識ナシで見たら、シェイクスピアの37作品全部を天保十二年に置き換えてまぜこぜにした音楽劇。ロンドンで大流行した、「省略シェイクスピア・カンパニー*1」の「2時間で見るシェイクスピア全作品」*2を思い出してしまった*3井上ひさしが、この作品を知って書いたものかどうかはわからないが。*4

先日、文楽にて感じた、「住太夫の語りだけ別格」と同様、白石加代子の台詞だけ別格。また、やっと蜷川さんの例の、「そっくりマスク」、篠原涼子バージョンが見られて満足。

追記:藤原竜也君、一昨年のホンモノのハムレット役よりも、王次役がいきいきしていた。高橋恵子ってどこからみても美人。今日は美しいお鼻のラインがよく見れた。藤原君の「生きるべきか、死ぬべきか。。。。。」の歴代バージョンには笑った。

*1:正確には、Abbreviated Shakespeare Company、スペル違うかも

*2:正式タイトルは、確かShakespeare in 2 hours

*3:そりゃね、ロンドンでは1000円以下で笑いっぱなしの2時間だったから、こっちの方が面白かった。

*4:これは、3人組のコメディー・カンパニーの作品。超面白かった。続いて、「2時間で見る聖書」や「2時間で見る地球の歴史」もはやった。ASCさん、今頃どこでどうしているのやら、ですけど。地球史は東京にも来たが大失敗。だって、中野ゼロで6000円も払わないと見られないなんて。それも、英語やら、イギリスの文化が分かる人じゃないと面白くない作品。それ以降、こないのは、大変残念ですが、招聘物元が悪いよ。どこかのテレビ局だったような気がする。