小沢塾リハーサル

 当初は「セビリアの理髪師」と「ベートーベン交響曲7番」を6時半から8時半の予定で見せてくれるはずが、ベートーベンのみ、8時で終了。私は疲れていたので有難い(コクーンから飛んでいったものでね)。
 オケのリハは、東フィルのを何度か見ているが、今回は多少のお金を取ったこともあろうか、通常は入れない前列部分までも入れてくれた。前の方の皆さんは、指揮者の言葉が捉えれれただろうと思うと羨ましい。それにしても、小沢征爾はこういうアイデアが上手い、憎らしいほどに。

追記:始まる前の小沢征爾の言葉。『僕は正直な人間です。いつも皆さんにお聞かせするときは、十分な稽古をした後です。今日は、ジェーンジェン稽古していませんから、その点をご理解下さい。』の言葉通り、90分のなかで、どんどん音が活きてくるのを目の前で見た。と思ったら、この方のブログを発見(もし不都合がありましたら、ご連絡下さい。削除します。)→http://blog.livedoor.jp/mariviolin/ 改めて、本当に本当に小沢征爾が正直だった、と確認。若手を集めて、それも中国をはじめとして国際的にこのような企画を立てるところは流石。それにしても、本当にぶっつけから公開リハ、それもたった1000円とはいえ、お金取って、なんて、他の指揮者ではやらないだろうな。