吉之助さんの講座に(15日)

先週は体調不良のため、いくつかの行事などを諦めた。その一つが、日本橋三越での「能装束展」。行った人に言わせると綺麗だったそうだが、16日で終わってしまった。それと並べて迷いながらも、やはり予定とおりに行きました、歌舞伎系ブログアンテナでもおなじみの、あるいは、メルマガでもおなじみの、吉之助さんの歌舞伎講座3回目(私は初めて、それにしても、出だし、かなり失礼な書き方したので、トラバしないことに決めました)。

まず、会場が面白い。自由学園の重要建築となっているという、明日館。丁度、池袋と目白の間だったため、行きは池袋、帰りは目白に出た私は散歩も楽しめる。まだまだ近場にこんな面白いところがあったんだ、って感じ。

講座は、「バロック的なる歌舞伎〜歌舞伎の女形の魅力を考える」と称して、吉之助さんの女形論などをとくとく。実は私が一番面白かったのが、最初に見せていただいが、ベジャール・バレエ団の映像だった。やはりベジャールは偉大だわ。その他、貴重な3代目時蔵やら、六世歌右衛門などの映像を沢山みせていただき、2時間半強、満喫。ただ、集まったほかの皆様と私、年代と性別とがあっていなかったようだったが、とってもいい雰囲気だったので、また機会があったらお邪魔したい。今後も年3回くらいは続けていかれる予定とか。勿論、人並み以上に歌舞伎に対する熱意と愛情をお持ちの吉之助さんだが、普通の社会人の方でこつこつとメルマガやHPをアップされる真摯な姿は見習いたいもの。と、口では簡単にいえるけれども、私は元来が怠け者なものですから。