ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(NHKホール)

私個人としては昨年の東京文化会館でのマーラー5番/ファウストに続いてのラトル率いるBPOアバド時代には、アバドで「トリスタンとイゾルデ」を入れて3回、ヤンソンズで1回聞いているが、ラトルにバトンタッチして、随分感じが変わった。

http://eee.eplus.co.jp/s/berliner/
■2005年11月20 日NHKホール
ベルリオーズ:「海賊」序曲
ラヴェルバレエ音楽マ・メール・ロワ
ベートーヴェン交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
http://www.fujitv.co.jp/events/music_cl/mc051120berlin.html

最近、id:yukari57:20051023#p02でご紹介した、マゼール/トスカニーニ・フィルで4週間前に聴いたばかりの「エロイカ」ともまた違う。音の強弱と速さがよく言えば縦横無尽、悪くいうと何これ?という感じだった。それがラトルの味なのかもしれないけれども、かつてほどのBPOを聞いての感動が去年、今年と薄まり、アバド時代の、あの完璧正確無比で繊細な元作りがなつかしい。

もちろん、カラヤン時代なんて、私はクラッシック音楽さえ聴かない時期でしたので、???ですけれども、今日いらした皆さんはどう感じられたのでしょうか?

今日もチケットも某掲示板でお世話になりました。お譲りしていただいた方に感謝。


追記:皇太子がいらしていた。先月は国立で拝見した。このごろは小泉首相よりも皇室関係の方々を拝見することが多いような気がする。ウィンザーではエリザベス女王が車を運転するのを見たけど、こちらではそこまでは無理かな?


追記(2):去年サントリーウィーンフィル聴いたときだったかな、中年の女性が言っていた言葉が今も心に「(多分30年位前だと思うけど)ロンドンでウィーンフィル聴きに行ったら10ポンドで、その時ベルリンフィルは15ポンドで、ホロビッツは20ポンドだった」とか。そうなんですか?確かに私も、BPOの方が、オケそのものはWPOよりも上だとアバド時代は表いましたが・・・なんか、ラトルはどうなんだ、と感じてしまったのですけどネ。

私がロンドンにいた13年前には、ウィーンフィルはプロムスなら10ポンドあればまだ十分行けたと思う。但し、早く予約しないと売り切れのようでしたが。サウスバンクのロイヤル・フェスティバル・ホールになると、最低で15ポンド位したかな?当時、ロンドン・フィルもロンドン・シンフォニーも一番安い席が5ポンドだったので、高いなあって思ったけど、日本は9000円とか10000円が一番安いんだもんね。オペラじゃなくって、オケだけで。確かにウィーンも、ベルリンも、日本から遠いとは思いますけどね、特にフジテレビの興行は高すぎ。


追記(3):サイモン・ラトルがサーを貰ったのは39歳?38歳?異様に早いのでは?もしかして、サーになってから、凄い勢いで綺麗な茶髪が白髪になったのかな?

日本の人間国宝とサーとどちらが威厳があるのだろうか?人間国宝って、日本人だけ?サーは、旧英国領のオーストラリア、ニュージーランド出身者も多く貰っている。もしかしたら、他の国の人も?