歌舞伎座にて、「梅津貴昶の会」昼夜鑑賞(27日)

これは素晴らしかった。素踊りの魅力に浸る1日。

http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/0511-2/
◆ 昼の部
一、 梅津 貴昶 振付 荻江 松竹梅 吾妻 徳彌 中村 勘太郎 梅津 貴昶
一、 梅津 貴昶 振付 地唄 葵の上 坂東 玉三郎
一、 長唄 春興鏡獅子 中村 富十郎 梅津 貴昶
◆ 夜の部
一、 梅津 貴昶 振付
上 清元 保名 梅津 貴昶
長唄 鷺娘 尾上 菊之助
下 清元 玉兎 中村 富十郎
一、 常磐津 積恋雪関扉 中村 勘三郎 市川 染五郎 梅津 貴昶

◆ 演奏出演者
荻江 寿友 荻江 露春 富山 清琴 今藤 尚之 杵屋 勝国 清元 延寿太夫 清元 秀二郎 常磐津 兼太夫 常磐津 文字兵衛 川瀬 白秋 藤舎 名生 田中 傳左衛門

詳細は又書きたいが、特に記憶に残った箇所を羅列する。

  • 勘太郎の竹、左腕とク、クと挙げたところ、まるで竹の子が生えてくるよう。
  • 吾妻徳彌さん、当たり前だけど壱太郎君にそっくり。
  • 最初は竹が海老蔵だったけど、二人の家元を相手に、勘太郎で本当によかった。
  • 玉三郎六条御息所、その佇まいと絶望の表現が絶品。
  • 菊之助の鷺娘が今日の一番の見もの。

以上、オペラも含めてまた追記する予定。とり急ぎのアップ。

追記(1) 私の席は、昼が3階3列目中央、夜が3階最前列上手より。一応、お誘い葉書がきてすぐに出したので、梅津流関係者の次くらいにいい席だったと思われる。それにしても、昼の部1時から3時15分、夜の部6時から9時10分、間の2時間45分、辛かった。

追記(2) 今日は夜の部は知り合いがいらしたが、昼の部も休憩タイムも人懐っこい人にめぐり合わす。昼の部お隣は名古屋からいらした方。昨日は横浜にて、アジアの踊りを見て、今日の午前は美術館二つ、昼と夜の間はニコライ堂とか。

追記(3) どうでもいい私ごとだが、家から出る前、BS1で、オリンピックの裏話をやっていて、札幌オリンピックのジャンプチームの話が面白くって出るのがギリギリになり、昼の部が5分遅れて始まったので助かった。

追記(4) 上記羅列を見ると、私は昼の部をより楽しんだかのようでしたが、夜の部の方が断然。勘三郎の関兵衛は素晴らしかった。富十郎さん、元気でよかった。昼の部の素踊りの鏡獅子、こうやるの?という感じで面白かった。

参考*昨年の「梅津貴昶の会」(7月30日金曜日)は独り舞台
荻江節「八島」、長唄「藤娘」、清元「うかれ坊主」(都民劇場で1透析13000円が6500円でした。二階最前列にて鑑賞)