さまよえるオランダ人@新国立大劇場

待ちに待った初日.私がジェームス・モリスのタイトルロールで最初に見たワーグナー作品で最も好きなものの一つ.一昨年秋の二期会以来.今回は休憩入りとの事で気分的に楽なものの,やはり気が抜けるようで個人的にはどうかと不安を抱きつつの新国立劇場今年初のオペラ鑑賞,いや,初の舞台鑑賞.休憩というと体調不良だから仕方ないとは言え,見ていて楽章ごとに指揮者が座り込む度に気が抜けてしまった経験があり,同様のものをオランダ人の休憩入りにも個人的には感じる.

さて肝心の今日の感想,それなりに入りも良くブラボーもまぁまぁ目立った割には今一だった.演出の意図も良く伝わらなかったし.歌手は合唱はじめ健闘,特にゼンタは素晴らしかった