精神障害者の社会復帰

昨日今日と再放送ながらNHK教育社会的入院が数十年に渡った精神障害者の社会復帰について.昭和30年代に精神障害者への入院治療が制度化され,実は1990年代には入院病床の4割以上が現・元精神障害者に対するもので,薬物治療等の向上により入院の必要性がなくなった患者に対しても,受け入れ側社会の不備等により不必要な入院を何十年も続ける患者が多数いるとか.

社会を変えるのは地道で忍耐強い努力が不可欠だが,いつか理解が得られると信じる事が第一.基本的人権の問題と共に改めて考えられさせた.