ベルリン・シュターツカペレ

オペラに引き続き,非常に響く雄大ブリュックナーの7番を後半にウェーベルンシェーンベルク歌曲を前半に持ってきたプログラム.会場前にチケット譲って下さいの紙を持つ人数名.英国なら現金のお札を手に持ちロイヤルオペラハウスの前に人がたむろしていた事を思い出す.他国ではどういう風習なのだろうか?(札持ち人が大挙していたのは,ポーギーとベスとかガラ公演,3大テノールがでるオペラなどだった).

ウェーベルンシェーンベルク,私はやはり現代音楽わかりません.3年前の暮れにオペラシティで五嶋みどりが特別に現代音楽のレクチャーを評論家交えてやってくれたのを聴いた位で,特にウェーベルンあたりを聴いても,篠田正浩か勅使河原監督の映画で使われた武満徹みたいだと感じる程度のレベルなもので.ブーレーズの現代音楽に少々感動した程度の経験しかない.

今日はこれぞ21世紀音楽の迫力.こういった迫力は,過去にゲルギエフやなど一部の指揮者からしか感じたことがない.