演舞場歌舞伎,一瞬の風になれ
毎年五月は歌舞伎座の團菊祭と演舞場の吉右衛門一座とで歌舞伎ファン楽しみの月。演舞場は相変わらず吉右衛門は上手い!これぞ歌舞伎!と昼夜共に唸らせる。亀治郎,福助,芝雀と女形3人並ぶ昼は豪華だが,出来ればもっと女形通し切磋琢磨出来るような火花散る舞台を見てみたいと思う。夜の四谷怪談の福助のお岩はチョットニンに合わないような気がする。吉右衛門の伊右衛門は独特の色気と,吉右衛門らしい台詞使いや細やかさが目立った。しかし今月演舞場,居眠り族多いですね。歌舞伎座もそうといえばそうでしが。何が問題なんだろうか?
ジーク太郎とフリート新之助兄弟のお蔭で毎日癒されているが,遅まきながら読んでいる,一瞬の風になれ,爽やかぁな気分にさせてくれて嬉しい。まさしく一服の清涼剤。TV版を今年1月期だかに見たが,やはり原作はよく出来ている。こんな爽やかな青春小説書いていたら,さぞ毎日気分爽快な健康的生活が送れるだろうなぁ,と読者は無責任に考える。
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 単行本
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