国立劇場歌舞伎観賞教室 神霊矢口の渡し

まず亀寿の説明にがっかり。よくできた模範のような説明だが、別に生きたヒトでなくてもいいじゃない?って感じで,多分ご本人やる気ないんだろうなぁっつのが丸見え。田舎のミニ見世物小屋で下手くそな大衆芸人の説明を最高に模範的にやって頂いたようで,やはり高校生相手は遣り甲斐ないのでしょうか?別に腐っている訳でもないのでしょうけれども。

劇場もケチってエスカレーターが動いていない。足の痛い私はエレベーターを使う。

肝心の芝居の盛り上がりも今一で高校生お昼寝TIMEに。比較的行儀よい学生一行でしたが。

私が歌舞伎を見始めた頃に国立劇場歌舞伎観賞教室で團十郎の四の切を見た記憶がある。今で言えば40代の中堅人気役者という事で,福助橋之助あたりが出るイメージだろうか?玉三郎勘三郎はもう永遠に見られないのですね,夏の国立劇場では。

やはり私相当疲れていると席について実感するが,反面,とても新鮮に舞台が楽しめる。一昨日あたりから身体中に蕁麻疹が出始め痒い事,痒い事。私の蕁麻疹は何かが一段落して気が抜けた時に酷くなる事があるからこれから気をつけないと。